現役看護師がキャンプに常備するファーストエイドキットの中身8選

こんにちは、soratoieです。

みなさんはキャンプに行く際に、ファーストエイドキットは持っていっていますか?

ファーストエイドキットとは応急処置に必要な道具を揃えた簡易的な救急箱です。

自然相手ではケガ、事故、病気など、何が起こるかわかりません。ファーストエイドキットは必ずキャンプには持っていくべき必須アイテムだと思います。

キットという名の通り、中身も含めて市販でセットになっているものや、ケースだけ用意して自分で中身を入れていく作り方もあります。

ただその場合、自分にとって不要なものも含まれていたり、何を入れれば最適なのかがわからない。そういった事で困るケースが多いかと思います。

今回は、現役看護師であるsoratoieの奥さんが厳選したファーストエイドキットの中身8選をご紹介します。

何でもかんでも放り込めばいいわけではなく、怪我や病気というリスクに対してどう考えてどう備えているのか。そしてどうしてこれを選んだのかというのを、ヒアリングしてまとめてみました。

自宅の救急箱に入っているものを使ったり、普段の生活の中でも活用できるものだったりしますので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプで常備しているファーストエイドキットの中身

これが我が家のファーストエイドキットの中身です。

それぞれ大きく分けて3つのリスクに対して対策を準備しています。

キャンプで気をつけたい3つのリスク
  1. 虫対策
  2. 自然においてキャンプと虫さされとは切っては切れない関係ですね。特に虫の多い夏はスズメバチなど毒を持った虫に襲われる事もありますので、蚊などの一般的な虫だけでなく危険な虫に対する対策も必要です。
  3. 怪我対策
  4. キャンプではテントの設営時など小さな擦り傷が発生しますし、また我が家には小学生の子供がいるため、怪我などの可能性を考慮してキットを用意しています。
  5. 体調不良対策
  6. 自分自身や家族が不調になりやすい部分にあわせた薬を用意しておきましょう。私の場合は日中と夜の寒暖差が激しい季節など、喉を痛めたり鼻水がでたりなど体調を崩すシーンがありましたので、鼻水対策や体を温める薬を用意しています。

ではそれぞれの具体的に中身を紹介していきましょう。

虫対策

ポイズンリムーバー

キャンプ雑誌やメディアに取り上げられ、キャンパーにとってはだいぶメジャーになったポイズンリムーバーですが、もちろんうちでも利用しています。

毒を持つ虫に刺された場合に活躍するのですが、ブヨに刺された場合にもすぐに吸い出す事で腫れずに済む場合もあります。

私が購入したポイズンリムーバーも簡易的なものではありますが、
ポイズンリムーバーの先端を刺された幹部に密着させ、写真のようにレバーを上げて空気を吸引する事で、毒を体外に吸い出します。


肌に密着させて吸い出したら、そのままの状態で60秒~90秒維持してポイズンリムーバーを引き抜く。という工程を3回ほど繰り返して最低限の毒素を体外に出しましょう。

これはあくまで応急処置なので、毒虫に刺されていた場合はできる限り早急に医療機関へ行って受診する事をオススメします。

チューブ型のかゆみ止め

キャンプ場など自然の中には多くの虫がいますので、どこで刺されるかわかりません。かゆみ止めは必須です。
そしてかゆみ止めにはゲルやクリーム状などチューブ型がオススメ

子供にかゆみ止めを塗っても、掻いては駄目と注意しても掻いてしまうものです。

そうすると掻き壊してしまい、皮膚に細菌が感染して『とびひ』になる可能性があります。

ゲル状の場合、患部に薬を塗った上から絆創膏を貼ることで、成分を浸透させつつ無用な掻き壊しを防ぐことができます。

ちなみにうちで使っていたのはイオングループのプライベートブランド ハピコムのマニューバEX11ゲルというものです。もちろんムヒなどでもかまいません。

裏の成分表を見てみると、プライベートブランドでも有名なメーカー商品と内容物が変わらないのに安かったりするので、そういったところも見て買うと良いかもしれません。

怪我対策

保護パッド

キャンプ設営時に摩擦などでできた傷や火傷、切り傷、靴擦れには傷につきづらい保護パッドがオススメ。

ガーゼなどで覆ってしまうと、怪我をした際に固まった血液が患部にくっついて剥がれてしまう事があります。早く治癒するためにも傷口につきづらい保護パッドにすれば安心です。

また火傷の場合は水疱が壊れないようにして保護パッドと包帯で患部を覆いましょう。
万が一水疱が壊れてしまった場合は、後述するキズパワーパッドなどで患部を潤った状態にしておくと良いでしょう。

特に小分けになっている商品のほうが、若干お値段は貼りますが必要な分だけ持っていけばよく便利です。

ちなみに奥さんは、この記事を書く際に色々と見直したところ、ハイドロールという商品を見つけこれが欲しいと話していました。
傷口にあわせて自由にサイズをカットできるのが便利で、特に傷のサイズに合わせる事で剥がれづらくなるメリットがあるそうです。

こうやって適宜その時の状況に応じてアップデートしていくのも大事ですね。

キズパワーパット

キズパワーパットは主に擦り傷や転んだ際の傷に使用します。
湿潤な方が治りが早くきれいに治るため、転んだ際などは土を落としてできる限り水で汚れを落とし、きれいにした状態で患部に貼りましょう。

ケアリーヴ 治す力

ケアリーヴ(治す力)も基本的には前述したキズパワーパットと同じく、自然治癒力を最大限利用する絆創膏です。

キズパワーパットはサイズが大きくなるとその分値段もあがるので、よく転んで怪我をしていた息子のためにこちらを購入していました。

普通の絆創膏よりもきれいに早く治る湿潤療法と呼ばれる医療方法に適した絆創膏なので、大きな擦り傷をした時などにお使いください。

包帯

包帯はワンタッチ包帯という、通常のガーゼではない包帯を使用しています。

ワンタッチ包帯は包帯自体が特殊な繊維で構成されているので、巻きつけるだけで繊維が絡み合い包帯同士がくっつきやすい構造となっています。

通常の包帯では巻きづらい箇所、例えば関節部分などを怪我した場合、医療知識を持った人であれば怪我の患部によって巻き方を変える事ができますが、一般の人ではどうやって巻くかもわからないケースも多々あります。

固定のためにテープを上から貼ったり、しばったりする必要がなく手軽に巻きつける事ができます。

またワンタッチ包帯の他にも、フィルムドレッシングテープという防水フィルムタイプのテープも入れています。

こちらは医療用の防水フィルムテープで全面が粘着テープになっていますので、このテープをキズパワーパットなど傷を保護した上から貼る事で剥がれにくくなります。

また、指先など小さな切り傷でも怪我をした状態で水に触れると滲みて痛いですよね。これを貼っておけば防水効果があるので痛む事なくシャワーを浴びたり水仕事をする事ができます。

爪切り

テントの設置や撤収作業などで爪が割れてしまったり、また割れた状態のまま爪を引っ掛けてキズが広がったりと、爪についてもケガのリスクがあります。

そんな時のためにコンパクト爪切りを持っていくのがオススメ。

子供が池に落ちて急遽着替えを購入した時(経験談)などにも、タグを切ったりするのに使えて地味に便利。

ちなみにうちは子ども用の爪切りをそのまま活用しています。小さいので持ち運びは手軽です。

体調不良対策

常備薬(漢方等)

体調不良を感じたときなど、薬は漢方がおすすめです。

眠くなる成分が入っていないため、どうしても急な運転が必要な場合に安心です。できる限り体調不良を感じたら早めに服用する事で悪化を未然に防ぎましょう。

私の場合は寒さに弱くすぐ鼻水がでてしまうので、小青竜湯と…

体を暖める葛根湯を常備しています。

葛根湯は冬場など、寒く体が冷えた時に薬としてだけでなく、体を暖める目的でも利用できます。

どちらもできるだけお湯を沸かして飲むようにしましょう。薬の効きが違いますよ。

あと我が家では風邪のひき始めに喉をやられる事が多いので、トローチも常備しています。

こういった形で体調不良に関してはあくまでも我が家の場合なので、例えばお腹が弱い人なんかは正露丸を持っていったりなど、ご自身の体の弱い部分に適した薬を持っていくようにしましょう。

ファーストエイドケース

最後にせっかくなので私が使っているファーストエイドケースもご紹介します。

スーパースポーツゼビオなどでもよく見かける、WholeEarth(ホールアース)のファーストエイドキットケースを使っています。赤地に十字で見た目もファーストエイドキットとわかりやすく、かつかわいいデザイン。ひと目見たときから気に入って購入しました。

カラビナもついているので、テントに引っ掛けるなどすればいつでもすぐに取り出すことができて便利。

中をあけるとメッシュ状になっているので、中に何がはいっているのか一目瞭然になっています。

右側はしっかりとファスナーで閉められるので、使う頻度が低くないもの。左側はさっと取り出せるので、使用頻度が高そうなものをピックアップして収納しています。

まとめ

ファーストエイドキットの中身の選び方、参考になりましたでしょうか。

最近は高規格のキャンプ場も増えているため、万が一何かが起きてもそれなりに対応はできるかもしれません。

しかし油断は禁物、早い処置が後々を左右する事もあります。基本的に自分の身は自分で守るという考えは大事にしてください。

今回ご紹介したのはあくまで我が家の状況にあわせたファーストエイドキットの中身ですので、この考え方を参考にして皆さん自身に適したファーストエイドキットを作ってくださいね。