こんにちは、soratoieです。
キャンプで快適に寝られるかどうかというのはとても重要な要素ですよね。
私が子供の頃に行ったキャンプといえば、銀マットを敷いて硬い地面の上で体中を痛めていた記憶があります。
子供の適応能力にまかせて無理やり寝ていたのかも。
今ではインフレーターマットなど色々なマットが発売されてかなり快適に寝られるようになりましたが、その中でも快適に寝るためにおすすめなキャンプギアがコットです。
コットとはキャンプで使う簡易的なベッドなのですが、ここ数年で軽量コンパクトながらぐっすり寝られるコットが色々なブランドから多数発売されています。
今回は私の持っているコットについて、どんな風になっているのか実際に組み立てながら解説していきたいと思います。
目次
私が初めて買ったコットは、ヘリノックスのコットワンというシリーズになります。
コットといえば嵩張って重量のあるものだと思われていたコットですが、ヘリノックスのコットワンは頑丈なアルミポールを生かした耐久性もある軽量なコットとして、先駆け的な存在であったかなと思います。
ヘリノックスは韓国のアウトドアブランドで、世界中のテントブランドで愛用されている軽量アルミポールを製造しているDAC社が、その技術を活かしてアウトドアギアを展開するために作った子会社です。
以前、ヘリノックスが出しているチェアツーホームという、キャンプ用のハイバックタイプの軽量チェアをレビューしています。よろしければそちらもご覧ください。
キャンプチェアといえばこれ!ヘリノックスチェアツーホーム開封レビュー
ヘリノックスではいくつかコットを出していますが、コットワンコンバーチブルというのが最もスタンダードなコットではないかと思います。
長さ×幅×高さ:190cm×68cm×16cm
収納時サイズ:54cm×φ16cm
総重量:2.32kg(本体のみの場合2.19kg)
耐荷重:145kg
ベッドシート素材:ポリエステル
フレーム素材:アルミ合金
付属品/収納袋:ポリエステル製
コットワンに付属されている付属品は、以下の通りになります。
- 収納袋
- ベッドシート
- サイドフレーム×2
- ベースフレーム×3
サイドフレームは太めのポールなのですが、見た目に反してとても軽量です。
フレームは分割されていますが、それぞれがショックコード(ゴム紐のようなもの)で繋がっているので、取り付けもとても簡単。
ベースフレームも、アーム部分とベース部分がショックコードで繋がっています。
ただこれが意外とくせ者で、片付けようとするとショックコードの引っ張る力で勝手にくっついてしまうので、本来の形じゃない形になりがち。
設置するときはWの字になるように繋げるのが正しい形です。
M字ではなく、W字ですよ、覚えましたね?
ちなみにこのベース部分には、差し込み穴がついています。
通常このコットワンの地面からの高さは16cmしかありません、低いローコットとなっています。
ですがここの差込口に別売りの足をつけることによってハイコットに早変わりするのです。私は持っていませんが。
この足だけで約1万円します…高い…
それぞれのフレームを正しく繋げるとこんな感じになります。
ではここから実際に組み立てていきましょう。
準備ができたら、まずベッドシートの両端にあるスリーブにサイドフレームを差し込みましょう。
ベッドシートの両サイド、足元部分にサイドフレームを差し込むための口が空いています。
そこにサイドポールを差し込んでいきます。
全部差し込んでしまえば、差込口の外側にサイドフレームが入り込むので、外れてしまう心配はありません。
途中にベースフレームをはめるために空いている隙間があるので、サイドポールを差し込むときにはそこからはみ出さないように気をつけましょう。
気持ちベッドシートの中央に向けるつもりで入れていくと入れやすいかもしれません。
両サイドのサイドポールをはめるとこんな感じになります。
これでベッド部分の出来上がりです。
次に、できあがったベッド部分に足となるベースフレームを取り付けます。
このベースフレームを取り付ける時のワンポイント。
ベースフレームは3箇所取り付ける箇所があるのですが、最初は必ず中央から取り付けましょう。
最初に真ん中を固定する事で、ベッドとベースフレームが重心部分で固定されバランスが崩れづらくなります。
この状態から残りの2つのベースフレームを取り付けるとものすごく楽ですよ。
ベースフレームを取り付ける際には、ベッドのサイドフレームを片手で持ち上げ、もう片方の手でベースフレームを持ちます。そしてベースフレームのCの字になっている部分を、持ち上げた下側のサイドフレームにくっつけます。
そのままの状態で持ち手側の方のサイドアームを、手で持っているサイドフレームにくっつけます。
そしてこの外側に開いているサイドアームを力を入れて押し込むと、テコの原理によりカチっとハマってくれます。
男性であれば力押しでなんとかなると思うのですが、結構力が必要です。
ベースフレームのテコの原理によって広げようとする力と、ベッドシートの耐える力が張りを生み、耐荷重145kgの張力が実現するのです。おそらくは。
女性の方や楽にやりたい場合は、コットを地面に対して90度の状態にして、真上から体重をかけて押し込むととてもやりやすいですよ。
そしてこれを残り2本分実施します。
全部できたら裏返せば完成です。
寝るまではベンチ代わりにしたり、荷物置きにして使ったりしています。
一人で設置も簡単にできる、ヘリノックスのコットワン。
展開してからここまでの作業時間ですが、写真を取りながらやっていても10分でできてしまいました。
ですので、通常の組み立てであれば5分もあれば十分余裕をもって設置できる簡単さです。
とはいえ最近のキャンプブームのおかげで、もっと安価で同じくらいの耐荷重を持ったコットが色々なメーカーから多数販売されています。
正直、ハイコットにもローコットにもどちらでも使えるコットが、コットワンより安価で売られている場合もあります。いろいろと比較して自分にあったコットを探してみると良いと思います。
他社製品との比較レビューもありますので是非こちらも参考にしてみてください。
お手頃なのに高品質!VENTLAX 2WAYアジャスタブルコットをHelinox コットワンと比較レビューもちろんキャンプギアはヘリノックスでまとめたい!という軽量好きにはおすすめです。